家賃収入1,000万円を超えたら「仕組み化」で次世代へつなぐ。
私は、長年不動産賃貸管理の現場で実務をこなしてきました。
自分自身でも収益不動産を所有している経験から、
賃貸経営の「仕組み化」については、
人一倍の自信と自負があります。
少し踏み込んだ内容も含まれますが、
将来の相続を真剣に考える大家さんにとっては
非常に重要な視点ですので、
ぜひ参考にしてください。
「仕組み化」とは?
まずは、
私の考える「仕組み化」を定義しておきましょう。
それは、
「株式会社を活用し、賃貸経営を『個人』に依存させるのではなく、『法人』という組織で運営すること」
です。
ここで、
「相続」という事柄を法律的な面から比較してみます。
- 人間: 必ず「相続」が発生し、そのたびに資産が分散・移転する。
- 法人: 事業が継続する限り、資産を法人内に維持し続けられる。
人間は、いつか必ず最期を迎えます。
しかし、
法人は基本的に事業が継続している限り、
解散(廃業)する必要がありません。
相続の「外側」で運営するメリット
もちろん、
事業承継(株式の譲渡など)という手続きは必要ですが、
人間のように「死亡」をきっかけとした多額の相続税の発生や、
親族間での遺産分割といった大きな負担を、
法人の枠組みで最小限に抑えることが可能になります。
事業が組織として自走していれば、
いわゆる「相続手続き」という枠組みに縛られる必要はなくなるのです。
親から子へ、子から孫へ、そしてその先へ……。
事業が継続する限り、
法人は何も変わらず運営し続けられます。
300年続く老舗に学ぶ「継承」のヒント
私は三重県の伊勢神宮へ参拝する機会が多いのですが、
その際に必ず立ち寄るのが、
言わずと知れた名店「赤福」さんです。
あの素朴な「あんこ餅」は、
見かけるとなぜか無性に食べたくなりますよね。
水戸黄門でよく見かけたシーンで
うっかり八兵衛を思い出します。
実は赤福さんの創業は、
なんと宝永4年(1707年)。
会社組織(設立)になったのは1954年ですが、
事業としては300年以上もの間、
絶えることなく続いています。
300年以上生きられる人間はいませんが、
事業は人から人へ、
時代を超えて継承し続けることができるのです。
賃貸経営は「最強のサブスクリプション」である
大家さんが守り続けてきたアパートやマンションの経営も同じです。
仕組みを作って事業を回しさえすれば、
相続という枠組みの「外側」で、
盤石な運営を続けていくことができます。
自分が立ち上げた賃貸経営が、
孫や玄孫(やしゃご)に受け継がれ、
100年、200年と続いていく。
これこそ、
賃貸経営という
「最強のサブスクリプションビジネス(毎月定額の収益を生み続ける仕組み)」
が持つ真の可能性です。
毎月の安定した賃料収入をベースに、
時代に翻弄されない強靭な組織へと仕上げていくこと。
次世代への「愛情」として、賃貸経営を「仕組み化」する。
それは、
大家さんが心血を注いで築き上げてきた大切な資産を、
目減りさせることなく次世代へ託すための、
最も合理的で愛情深い選択肢だと私は確信しています。
そんな「賃貸経営の仕組み化」に興味をお持ちの大家さんは、
当相談所の「アパート・マンションコンサルティングサービス」をご活用ください。
「相続の枠組みに縛られない、永続的な賃貸経営」を目指す大家さんにとって、
最高の一歩になると確信しています。





