相続コンサルタントが
提供する本当の価値とは
それは、相続という節目に向き合うご家族が、「安心していられる」時間に立ち会えた瞬間です。
今日は、相続コンサルタントが本当に提供しようとしている価値について、正直にお話しします。
葬儀の場で気づいた、仕事の本質
仕事をさせていただいた方のお通夜や葬儀に参列することがあります。そのとき、私はいつもご家族の表情を見てしまいます。
安心した表情なのか。それとも、不安で仕方がない表情なのか。
その表情が、私の仕事の良し悪しをそのまま表していると感じています。
人間はいつか、肉体の限界を迎えます。その瞬間、それぞれが感じる気持ちは違います。不安、覚悟、悲しみ、さみしさ、感謝——。でも、残される家族が「安心している」かどうかは、事前にどれだけ準備できたかによって、大きく変わります。
準備というのは、相続のことだけではありません。その後の生活への影響、経済的な備え、身の回りの整理、そして一番大切な心の準備です。
残す人も、残される家族も、一同が「安心」して相続を迎えられる状況になっているとき——そのとき初めて、相続コンサルタントとしての役割を果たせたと感じます。
一同が安心して相続を迎えられること。
「誰に相談すればいいのか・・?」という壁を取り除く
「相続のことを、誰に相談すればいいかわからない」——このブログを通じて何度も触れてきた言葉です。それほど多くの方が、この壁の前で立ち止まっています。
「税金のことは税理士」「書類は司法書士」「もめたら弁護士」——なんとなくの知識はあっても、自分の問題がどの専門家の領域にあたるのかを、正確に判断できる人はほとんどいません。
しかも、本人が「これが問題だ」と思っていることの裏に、潜在的な問題が隠れていることがよくあります。表面に見えている問題だけを解決しても、本質的な解決にはなっていないケースが少なくないのです。
だからこそ相続コンサルタントは、相談の窓口を広く開けています。「どこに相談すればいいかわからない」という状態から、一緒に整理していくことが、最初の仕事です。
すべての問題を可視化し、ロードマップを描く
相談を受けたら、まず事実を丁寧に把握します。財産の状況や家族構成といった定量的な情報だけでなく、「思い」「趣味や嗜好」「なぜそう感じているのか」といった感情面も必ずお聞きします。
相続は制度の問題である前に、感情の問題だからです。相続対策は感情への配慮なしに機能しません。)
すべての事実が把握できたら、次は問題の可視化です。
相談者が「困っている」と認識している問題を整理する
本人が気づいていない、将来起こりうるリスクも含めて可視化する
問題に優先順位をつけ、対策の種類・スケジュール・ゴールを描く
ここまで可視化できると、相談者の方は「自分の相続がどういう状態にあるか」を初めてイメージできるようになります。全体像が見えると、対策も自然に動き出します。
最初から最後まで、伴走する
状況が把握できて、ロードマップが描けた。次に必要なのは、実際に動くことです。
でも、ここでまた「一人でやろうとして止まる」ケースが多い。必要書類が何かわからない、専門家にどう依頼すればいいかわからない、進んでいるのか止まっているのかわからない——そういった状況に陥りやすいのです。
だからこそ相続コンサルタントは、最初から最後まで伴走します。
必要書類の確認と手配、出来上がった書類の内容確認、チームへの情報共有、スケジュール管理、抜け漏れのチェック——一つひとつを相談者の方と一緒に進めていきます。
「任せた後は何も知らされない」ではなく、「一緒に進んでいる」という感覚を持っていただくこと——これが、伴走支援の本質だと私は思っています。
まとめ
相続コンサルタントが提供する本当の価値は、制度の知識でも節税のテクニックでもありません。
「誰に相談すればいいかわからない」という壁を取り除き、問題を可視化し、最初から最後まで伴走する。そのプロセスを通じて、ご家族が安心して相続を迎えられる状況をつくること——それが、この仕事の本質です。
制度は変わります。税率も変わります。でも「家族に安心していてほしい」という想いは、変わりません。その想いに応えることが、相続コンサルタントの仕事だと思っています。
【大家さんの相続相談所】では、家族思いで家族のことを大切にしたい大家さんを全力でサポートします。相続について、まずは気軽に話してみませんか。




